孤独のグルメ的訪韓記 〜味噌ヒレカツ定食と白菜の漬物〜

セントレアからの訪韓は、決まってこの名鉄名古屋駅から始まる。

それ以外にもこの駅は頻繁に利用する駅ではあるが、夏は蒸し風呂のように暑い…。

名古屋の夏は暑いのだ…。

比較的、この日は涼しい。

昨日までの雨が恵みの雨になったか…。

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おいでなすった。

我が愛車。

いや、愛車というのは少しオーバーだ。そこまで愛してもいないし、そこまで愛着があるわけでもない。

強いていうなら、「便車」か…。

「便利な車」と書いて便車…。ククク。

その便車は、いつもよりも快適に感じた。

何故いつもよりも快適か?

いつもなら、名古屋を観光し帰国する外国人の乗客でごった返しているこの便車も、この日は静かだ…。

いつもこうであって欲しいものだ。

海もいつもより綺麗に見える。

だが、そんな贅沢を言うものではない。

日本にある国際空港の中でも、中部国際空港は名古屋から30分で行ける国際空港だ。

羽田は東京都内から近いが、成田は1時間以上かかる、関空も大阪市内から1時間以上…。

いくら快適な車内と言えど、早く着くに越した事はない。

コスパも、スカイライナーやはるかと比べ遥かに良い。

さぁ着いたぞ。

すぐに国際線に向かおう。

誰がつけたか、「オヒョヒョ坂」…。

したらば、帰りの下り坂は「トホホ坂」になるのか…。

この日の国際線は、夏休み最後の週とあって外国人でごった返しているのかと思いきや、比較的静かだ。

チェックインする前に、まずやるべき事がある。

どうにも、目的地について一番初めにやる事が、喫煙所を探すというクセは、もう20年以上変わっていない。

このクセが治る時は、タバコを止める時か…。

うーん、だが美味い。

目的地に辿り着いた事への自分へのご褒美。

格別だ…。

それにしても、横でタバコをふかしている中国人は、こちらがイヤホンでそこそこの音量で音楽を聞いているその音すら消し去るくらいの声量で電話をしている。

中国4千年の歴史が成せる技なのか…。

中国よりも歴史の浅い日本人には到底取得する事すら叶わない技のようだ…。

今回の訪韓も前回同様、チェジュ航空での渡航だ。

預ける荷物も無いので、自動チェックイン機でチェックインすれば時間を有効に使えるのだが、

生憎、チェジュ航空には自動チェックイン機が無い…。

仕方がない。カウンターに向かおう。

搭乗時間までまだ3時間ある。

これはチェックインカウンターのポールポジションは私に違いない…。

おいおい…。

先客がこんなにもいるとは…。

もう少し遅かったら、ポールポジションは愚か、周回遅れになるところだった…。

カウンターが開くまで、あと30分…。

忍耐強く待とう。

…。

……。

…………。

30分待っても開かない…。

時間通りに開始しないと、こっちもエンジントラブルを起こしかねないではないか…。

ようやく私の番が巡ってきたと思ったら、

受付嬢
現地が悪天候のため…
受付嬢
40分遅れの出発となります

おいおい…。

前回も1時間遅れだったじゃないか…。

時間は守るためにあるのに、コリアン達にとっては、時間は破るためにあるようだ…。

愚痴っていてもしょうがない。

遅れを取り戻すためには、現地についてからが勝負だ。

Qちゃん並みのラストスパートで追い込むしかない…。

それにしても…、

チェジュ航空、すごい人気ではないか。

日韓の殿様同士が喧嘩している事で、韓国に行く人も少なくなったと聞いていたが、

どうやら、殿様同士の喧嘩には、足軽は興味が無いようだ…。

私も1歩遅かったら、この長蛇の列に並ばないといけないところだった。

ANAやアシアナでの渡航であれば、優先カウンターが使えるのでそんな心配も必要ないんだが、

LCC戦線はいつも過酷な戦いを強いられる…。

だが、人はそういう経験を経て強くなっていくものだ…。

長蛇の列に並んでる足軽達よ…、次は鉄砲を持てたらいいな。

それにしても…、

腹が…、

減った…。

よし、店を探そう。

まずは案内掲示板を探そう。

あるではないか、あるではないか。

名古屋飯はもちろん、お好み焼き、回転寿司まで。

よし、4階に行ってみよう。

まずは一通り回ってみよう。

天ぷらに、

ラーメンに、

中華、

お好み焼き。

今日の俺は何腹だ?

いや、せっかくだからここは名古屋飯だろう。

若鯱家のカレーうどん。

ここは前回食べたからパスだな…。

台湾まぜそばか…。

台湾ラーメンもあるな…。

だが、今日の俺はどうも麺を欲していない…。

…となると、他に何があった?名古屋飯…。

うーん…、

思い出せない…。

ん?

こんな所に、こんな良い看板があるではないか!

そうだ、そうだ。

名古屋飯と言えばこれだ。

よし!

ひつまぶしも捨てがたいが、今日は…、

やはり、名古屋飯と言えば「味噌カツ」だろう。

時間帯も合間ってか、店内はまだそこまで混んでいない。

早速、入ってみよう。

店員
メニューです

久々に見る、矢場とんのメニュー。

どれどれ、何を頼もうか…。

メニューには、いろいろな物が載っているが、俺の中では2拓しかない。

それは、「ロースにするかヒレにするか」

この店に来てまで、違う物を頼むほどKYな行為は無い。

ここはシンプルにどちらの部位の味噌カツを食べるか?だ。

ガンモ
すいません
ガンモ
ヒレカツ定食お願いします
ガンモ
それと…
ガンモ
生ビールを

店員
ご飯は大盛りにしますか?

ん?大盛り?

待てよ…。

ビールも頼んだし、もし大盛りを頼んで食べれなかったら、お百姓様に申し訳がたたない…。

ここは、普通盛りで様子を見よう。

ガンモ
いえ、普通で

店員
かしこまりました!

注文が終わった後、頼んだものが出てくるまでのこの時間…。

これほど待ちきれない時間はない。

何に例えるのがいいだろう?

焼肉を鉄板に乗せて焼けるまでの時間…。

はたまた、カップラーメンにお湯を注いで3分を待つ時間…。

おっと、いかん。例えまで食べ物で例えてしまっている…。

これでは例えにはなっていない…。

店員
お待たせしました!

まずは生ビールのお出ましか…。

これを飲んで、味噌カツを待つのはいいのだが、

ビールだけでは間が持たない…。

ん?

こんな所に酒の肴があるではないか…。

しかも食べ放題だ。

こういうのを見ると、韓国でのキムチを思い出す。

日本ではなかなかお目にかかれない最高のサービスだ。

では、この漬物とビールで、主役の登場をゆっくり待つとしよう。

ゴクッ…ゴクッ…。

うーん、昼のビールは何故いつも禁断の味がするのだろう…。

元々お酒とは、その日一日の自分を労うために飲むものであるが故に、まだ何もしていない昼に飲むのは、どこか自分自身で後ろめたさを感じながら飲むから、禁断の味に思えるのかもしれない…。

不倫の味に似ているのかも…。

店員
お待たせしました!
店員
ヒレカツ定食です!

おー!おいでなすった!

そこに店員がこれでもか!とばかりに、味噌ソースをかけだす…。

店員
ご飯のお代わりは自由なので!

ん?

おかわり自由??

では、最初に聞いた大盛りのくだりは意味なくないか?

ガンモ
キャベツのお代わりも自由ですか?

店員
キャベツはお代わりできません

おいおい…。

”味噌”がつくにしても、ここはトンカツ屋だろ…。

トンカツ屋なのにキャベツのお代わりが無いだと?

ご飯のお代わりはあるのに…。

これは、次の株主総会で早速、議題に上げなければいけない案件ができたぞ…。

まぁ俺はせいぜい、ネットの掲示板に書き込む程度しかできないのだが…。

細かい事を気にしていても仕方がない。

今は目の前のご馳走に全精力をつぎ込もうではないか。

ここで味噌カツを食べるのは何年ぶりか?

年月が経とうとも変わらないその見た目。

うん、いいぞ!いいそ!

見た目だけでなく、味も全く変わらない。

見た目はこってりして見えるが、いざ口に含むと全くしつこさを感じないその味噌ソースに、柔らかいヒレ肉がマッチしている。

ご飯にも合うし、お酒にも合う味。

いいぞ!いいぞ!

お次は、お代わりの効かないキャベツに青じそドレッシングをかけ…、

うん、ヒレ肉から出てくる肉汁をさらにあっさりしてくれる、最高の脇役。

いいそ!いいそ!

肉を一口頬張り、返す刀でご飯を口に…。

そして、

この味噌汁で、胃袋の中に流し込む…。

俺の胃袋は今、喜びで万歳三唱しているようだ。

青じそドレッシング味のキャベツも飽きてきた…。

よし、次は味噌ソースで。

うん!これはいい!

ガンモ
すいません
ガンモ
ビールとご飯のお代わりを!

結局、生ビール2杯、ご飯2杯を平らげてしまった。

ごちそうさまでした。

外に出ると、味噌カツ食べたさに、待っている人たちが…。

世の中とは何事もタイミングだ…。

俺もあと一歩遅かったら、この人たちのように待つ事になっていたはず…。

お先にご無礼しました。

さて、そろそろイミグレを通過して、搭乗口近くで時間を潰すとするか…。

一応、もう一度搭乗時間を確認するとしよう。

…。

……。

…………。

は?

更に50分遅れる?

合計で、80分遅れ…。

これだからLCCは…。

まぁいい、ここで文句を言っても何も良い事はない。

先にイミグレを追加しても、向こうには何もない事は前回の渡航で確認済みだ。

ビールの飲める食堂はたった1つしかないから、常に檄込み…。

ラウンジはLCCなので使えず…。

免税店でさえもこの有様…。

…となると、ギリギリまでこっち側で時間を潰すのが一番だ…。

再び店を探そう。

何かイベントが始まるようだが、今の俺には目的違いだ。

さて、軽く飲めそうな店…。

ここは日本酒の店か?

利き酒コース、純米酒…。

酒だ…。

ただ、ここで酒を胃に入れたら、98%の確率で離陸後に戻す自信がある…。

ここは軽くビールだけにしておこう。

この店が良さそうだ。

ビールのテイクアウトもOK…。

だが、せっかくだしジョッキで飲もう。

ガンモ
すいません
ガンモ
生ビールを1つ

店員
生ビールだけでいいですか?

何?

ビール以外も頼めだと?

こんなスイーツと生ビールはどう考えても合わないだろう…。

生ビールだけで勘弁してくれないものなのか…?

ん?

スイーツに混じって、「白菜のお漬物」

洋食屋の漬物…。

食べた事ないかも…。

ガンモ
じゃあ…
ガンモ
白菜のお漬物を…

さて、洋食屋の漬物か…。

店員
お待たせしました

何だ?ビールと漬物を一緒に頼んだのに、一緒に出て来ないのか?

お酒とつまみを同じタイミングで出すのは基本だろ…。

よし!漬物を待とう。

店員
お待たせしました

おいでなすった。

ビールが待ちすぎて、泡吹いている…。

これ以上待たせると気絶してしまうから、美味しく召し上がるとするか。

漬物の上に、たっぷりのかつお節と、塩昆布が添えられている…。

うん!これはいいぞ!

塩昆布が効いてる。

洋食屋の漬物…。

実際にここで漬けてるかは定かではないが、アレンジが効いててある意味期待を裏切られた…。

あっと言う間にビールを平らげてしまった…。

ガンモ
すいません
ガンモ
ビールのお代わり

洋食屋のメニューの中で一番安い、300円の漬物で、ビール2杯も飲んでしまった…。

洋食屋の漬物…、おそるべし…。

ガンモ
ごちそうさまでした

期待通りの味(味噌カツ)に、期待を裏切られた味(漬物)、

これも、飛行機が遅れたから出会えた味。

アンジャッシュの渡部もアナザースカイで、「グルメは出会い」と言っていたが、

まさに今日はそんな日だった。

ありがとう名古屋。

ありがとうセントレア。

ありがとうチェジュ航空。

さぁ!出国だ!

《終わり》

と、井之頭ゴロー風の食レポで書いて見ました(笑)

ですが、画像の編集等で結構大変でした(笑)

次回があるのかもわからない状態です(笑)

もし、面白かったとい意見が多ければ、次回あるかも(笑)

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コメント

  1. 村正 より:

    ガンモさん、お久しぶりです^ ^
    いつもと違う焦点で楽しく読ませていただきました!次回も楽しみにしています!

    • gwangmo より:

      >村正さん、暖かいお言葉ありがとうございます^^

      次回はあるかわかりませんが、楽しみにお待ちください(笑)

  2. STO より:

    面白かったです!
    韓国での食レポも期待してます。

    名鉄もスカイエキスポがオープンして、これからはタイミングによっては激混みになるかもしれませんね。
    先日の開場式典に出席したのですが、IZ*ONEが鏡開きに参加してましたよ。

    • gwangmo より:

      >STOさん、ありがとうございます^^ 次回は韓国飯の記事書きますね^^

      おー!IZ ONE!鏡開きに参加とは!忖度なしですね(笑)