ある韓国人とのやりとり

以前にも記したように、この5年間ハングル文字を見ない日はなかったんじゃないか?というくらい、毎日韓国人とやりとりをしていた私だが、

彼女と別れたことにより、当然ハングルを見る機会も無くなりつつあった。

だが、ハングルを見ずに生活していけば、自然と忘れるだろうと思い、

別れてからの2〜3週間は無理に自分から避けてる感はあった。

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彼女と別れて20日ほど経ったある日の日曜日。

スマホの通知音が…。

スマホを見ると、彼女と出会うきっかけになった「日韓交流サイト」からの通知が久々に。

メッセージをくれたのは、37歳の女性。

内容は、

「はじめまして!」

だけの内容。

このサイトで、女性からメッセージが来るのはごく稀。

もちろんいろんな人に送った中の一人が私だったって可能性もある。

そして、ほとんどの人が顔写真を載せているが、その女性は顔写真ではなく、キャラクターの写真を載せていた。

(年齢も年齢だし、顔写真も載せていないから、ブスで結婚できない人なんだろうな…)

だが、暇つぶしに相手してみる事に。

彼女の名前はC。

最初はチャットでのメッセージ交換をしていたが、すぐにカカオでのやり取りに切り替え、そこから彼女とのやりとりが始まった。

久しぶりのハングルでのやりとり。

今思えばどこかで、Cを彼女の代わりに見ていたのかも…。

だが、やりとりをしていて感じた事。

何もかもが彼女と違った…。

受けこたえはもちろん、言葉使いも丁寧な言葉でしか返して来ず、彼女の姿を重ねるにもかなり無理があった。

お互い少し慣れてきた頃、Cは私に色々質問をしてきた。

「結婚はしていますか?」

「彼女はいますか?」

正直に答えると、そこで関係が終わるのは目に見えているので、嘘をつく私。

そして、同じ質問をCにも投げかけてみた。

思った通りの回答。結婚もしていないし、彼氏もいないと。

お互いフリーとわかると、Cは…、

「今度、韓国にいつ来ますか?お会いしたいです」

会うのは全く問題ないんだが、韓国に行く予定もなく、この顔も知らない女性のために韓国に行くにはリスクが高すぎる…。

そこで、

「韓国に行ったら是非会いましょう。ですが、お互い顔も知らない間柄で会うのはお互いにとって良くないので、せめて写真だけでも交換しませんか?」

すると、写真が送られてきた。

そこには、とても37歳とは思えない、可愛らしい女性が写っていた。

心が躍る自分がわかった。

(年齢も近いし、おそらく前の彼女とは違う関係が築けるだろう…)

そこからまた毎日、ハングルを使ってのやりとりがスタート。

Cの職業は公務員。非常に堅い仕事をしている。

なのでか、受けこたえも大人で、1日に1回は必ず私をねぎらうメッセージをくれるC。

そのやりとりの間、私の訪越期間もあり、ベトナムから写真を送ったりして、楽しいやりとりは続いた。

そして、Cに会ってみたい衝動にかられ、

「7月の○○日〜〇〇日まで韓国に行くことにしました。会えますか?」

2つ返事で「OK」というC。

だが、彼女に会ってみたいと思うのは正直な気持ちだったが、どこか引っかかっている私。

そう。同じ韓国人でも、Cと彼女とでは全く違うという事。

それは年齢も違うし、住んでいる所も違えば当然の事だが…。

私は、

「航空券とホテルの予約をした」

と嘘をつき、Cをその気にさせておいて、その間考える事にした。

韓国で会えると思っているCは、ある日私にこんな相談をしてきた。

「前の彼氏とは不倫でした。最初は結婚している人だと知らずに付き合い、わかったので別れようとしたら、向こうから”半年時間をくれ。離婚するから”と言われました。でも、半年経っても…」

「この前はちょっと気になっていた同僚と食事に行ったら、”俺は100人の女とやる事を目標にしている”と言われ私を誘ってきました…。正直こんな人を好きになりかけてたのか?と自分自身に幻滅しました…」

「私は歳の割には経験も浅く、すぐ人を信じてしまう所があります。なので男の人との付き合いに自信がありません。こんな私はバカなのでしょうか?」

(どの国も同じような話があるもんだ…)

そう思ったが、Cが実際やりとりをしていて経験が浅い事は分かっていた。

「本当のアホだったら、その男にひょいひょいついて行くでしょ?ついていかなかったCはアホではない」

「前の彼氏も、好きになった人を1度は信じるものです。2度目に関係を切ったCはある意味賢いと思う」

その言葉に、すごく感動したのか、やりとりしていても何となく壁があったのが、急になくなり、

私に対して、かなり積極的になり始めたC。

ある日、Cから、

「電話でお話しませんか?」

とメッセージが。

その時すでに家にいたこともあり、少し戸惑ったが、コンビニに行くふりをして彼女に電話をかけた。

話した印象は、メッセージでやりとりしていた人柄とは全く違った。

よくしゃべり、よく笑い…、

もっとおしとやかな人柄かと思ったら、真逆だった。

そして、約30分の会話を終えようとすると…、

「私は毎日ガンモさんと会話したい!」

そう言いだすC。

だが、それは私にとって全く良いことではない…。

立場上、少しの距離感は絶対必要だ。

そして、何より面倒臭い…。

まだ会ってもいない、お互い合うのかどうかもわからない相手と毎日会話していたら、実際会った時に幻滅する恐れもあるし、頻繁に会話することで、相手のことが嫌になる可能性も…。

そこはやんわりかわし、電話を切る私。

次の日もカカオでのやりとりは続いた。

だが、(また今日も電話したい!とか言い出すかも…)

そう思い、

「今日は仕事が遅くなるから電話は難しそう…」

そうメッセージを送ると、その日はそこからカカオも来なかった。

それに関してはそこまで気にしていなかった。

次の日も普通にカカオが来て、また普通のやりとり。

その中で、Cの家族の話をしていたら、いきなり、

「聞きたい事があります」

「電話するのが嫌みたいですが、なぜそうなのか聞いてもいいですか?」

どうやら、私が電話するのを嫌がっていると感じたよう…。

だが、

「そんな事はないけどなんでそう思うの?」

「そう感じました。そして、私たち会ってもその後頻繁に会えるわけでもなく、ずっとこうやってメッセージだけのやりとりがほとんどなのに…」

「私とガンモさんは考えが違うようです。合わない気がします」

「忙しい人なのに妨害してゴメンなさい…」

突然、関係を切ろうとしてきたC。

この時、私の中でのCの印象が、ガラリと変わった…。

年も年なので、相手に合わせれる女性なのかと思いきや、全くの逆で、

自分の言いたい事は言わないと気が済まない、その上思い込みが激しい。

そんな女性に見えてきた。

そのメッセージを読んで、返事を返す気分にもなれない私は、そのまま放置。

その時、

(舞い上がって、航空券を買わなくてよかった…)

勘が当たったというか、異国の女性と口約束しても、裏切られる可能性はかなり高い。

こんな私でも少しは学習した、とこの時は思った。

そして、Cとのやりとりを経て、彼女への思いが再び蘇ってくるのも感じた。

(やはり、あれだけ私に合う子はこれからも出てこないのかも…)

それがわかっただけでも、Cとのやりとりは無駄ではなかった。

この時の私は、そう思っていた。

《つづく》

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コメント

  1. Tom より:

    ガンモさんには自由にいろんな記事を書いて頂きたいですが、個人的にはチョットほろ苦い日韓恋愛紀行は、一番楽しみにしてしまいます(^^;;
    その後、こんな事があったのですね〜。
    私も、結婚してますか?の質問、いつも応え方迷います。とかに深い関係になりそうな相手から聞かれると。。
    私も経験ありますが、電話はたまにしかできない、と言うと、家庭があるからでしょ?と聞かれたことあります。Cさんも、薄々感づいててのその反応なのかな、とちょっと思いました。

    • gwangmo より:

      >Tomさん、そう言っていただけて嬉しいです^^

      ただ、Cの場合は、そんな勘ぐってとかでなくただの自己中心的な考えでこうなった感じです。

  2. 中村 より:

    早く続きをお願いします!ㅋㅋ

  3. […]  愁韓ブログ ある韓国人とのやりとりhttp://syukan58.com/2017/07/22/ある韓… […]