僕と彼女の日韓恋愛紀行『日本編〜』〜帰国③〜

※この記事は、本家のブログで2016年12月31日にアップしたものです。

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最後の都へ

彼女が帰国する2日前、私は都内に向かっていた。

もちろん、彼女を見送るために。

行ったら別れるのが辛くなる…。

そんな事はわかっていたが、

都合をつけて、最後に彼女と一緒に過ごす時間を楽しもうと、彼女が待つ家に向かった。

家に着くなり、求めあった。

この頃には、シラフの昼に行為することが多くなった。

シラフであれば、相手が彼女なら、ドーピングも不要だった。

私たちの中で、こんなやりとりが流行っていた。

ガンモ
今したら、夜は無理だから…

G
アンデェ!※ダメ

この日もいつも通りのやりとり。

明後日に韓国に帰ることなどお互い考えず、2人だけの時間を楽しんだ。

この日の夕食は、近くのスーパーで買い物をし、鍋を作った。

鍋をつつき、ビールを飲み、一緒の布団で就寝した。

次の日も、どこにも行く気がしなかった。

実質、この日が最後の日。

なのに、何もせず、2人布団でゴロゴロしながら、ドラマを見たりゲームをしたり…。

お互い、「別れ」という実感が全く湧いてなかった。

夕方になり、最後に2人で外食に行くことにした。

向かった先は、毎回会う約束をしていた駅。

最後は、たくさん待ち合わせをしたここが良いと思い、彼女とバスで向かった。

彼女がこの近くに住みだしたから、ここに頻繁に来るようになったが、

彼女が韓国に帰ったら、もう来ることもないだろう…。

そんな思いに耽りながら、一度二人で行った居酒屋で最後の晩餐。

美味しいお魚に、美味しい酒。

彼女も最後の夜を、たくさん笑って楽しんでいた。

(明日までは、彼女の事だけ考えよう…)

私もそう思いながら、最後の晩餐を楽しんだ。

最悪のタイミングで最悪の電話が…

食べ終えた私たちは、再びバスに乗り、彼女の家に向かった。

そして、最寄りのバス停の一つ手前で降り、二人手を繋ぎ歩いた。

この時は何となく歩きたい気分だった。

彼女が毎日歩いた道を…。

彼女の家に着き、シャワーを終えふと携帯をみると、

着信が残っていた。

急に、現実に戻される私。

何か嫌な予感がした…。

電話したくなかったが、その後LINEも来て、どうしても今じゃなければいけない、急な感じだったので、電話をした。

内容は最悪の内容だった。

来年、考えていたプロジェクトが全て水の泡となる話だった…。

この話が無くなったことで、来年海外に行ける回数も少なくなる…

そのくらい大きな仕事だった…。

意気消沈する私に気づいた彼女は、私に声をかけて来た。

G
何かあったの??

ガンモ
……。

彼女に話しても仕方ないことだ…。

だが、せめて後1日後だったら…。

気持ちが沈んでいたのもあり、この日は何もせず眠りについた。

そう…、最後の夜だというのに…。

最後の日…、そして彼女の涙…

ついに、帰国する日がやってきた。

正直、彼女が来た時は、

(まだまだ時間がある…)

彼女が帰国を決めた時も、

(まだ後3ヶ月ある…)

そう思っていたが、実際はあまりにも早かった半年だった。

朝から、荷物の運び出しや掃除やらで、ろくに会話もできなかった。

そして昼過ぎ、ようやく終わり、

空になった部屋を眺めながら、彼女が呟いた…。

G
まだ全く実感がわかない…

そして、最後まで、独り言のように「バイバイ…」と呟いていた。

成田に向かうバスに乗るために、私たちは東京駅に向かった。

東京駅に向かう電車の中では、彼女は私の手を離そうとしなかった。

そして…、

G
韓国に帰りたくない…ㅠㅠ

そう呟きながら寂しげな彼女の横顔をずっと見つめていたが、

言葉が出てこなかった…。

この日はまともに食事をとっていなかったので、少し遅い昼食を一緒に食べた。

食べ終え時計を見ると、バスの時間までまだ2時間残っていた。

残った時間は、ラブホテルで過ごすことにした。

彼女もそれを望んでいた。

最後…と思うと、彼女の事が愛おしくて仕方なかった。

ラブホから出たのが、バスの出発時間の30分前。

バスターミナル近くの喫茶店で、コーヒーを飲んで待つことにした。

ここで、彼女が韓国に帰った後の話をしようと思っていた。

だが、私が話し始める前に、彼女から話を切り出してきた。

G
私…、
G
また日本に来ようと思う…

ガンモ
ん??
ガンモ
来なよ!またどこか旅行しよう!

G
違う…
G
ビザの残りの期間また日本に来ようと思う…

ガンモ
それって…

G
そう…、また日本に住もうと思う。

ガンモ
ど…どこで??

G
それはこれから決めようと思って…

唖然としてしまった…。

まさか…、彼女がそんな事考えていたとは…。

ガンモ
……。

彼女の気持ちはヒシヒシと伝わってきた。

だが…、

また日本に来て生活を…。

だが、

今の私には受け入れがたい事だった。

正直、この半年も仕事に支障が無かったか?というと嘘になる。

それが、半年の間…って思ったから、なるべく彼女に合わせたが、

やはり好きな時に海外へ行くように、自分のペースで物事を決めれない事に抵抗を感じていたのは確かだ。

それに…、

今よりも更に近くに来たら来たで、いろんな支障が伴ってくる…。

仕事も、家庭も、もちろん彼女の事も…。

近くに居て沢山の時間を過ごすより、いつか彼女の事が重荷に感じることを恐れたのかもしれない。

そして、

この時の私は、考える前に、自分の思いが口から出てしまった。

ガンモ
いや…
ガンモ
もう来ない方がいい…

G
なんで??

ガンモ
働いてみてわかっただろ?ココで暮らすのがどれほど大変か…
ガンモ
ましてや…
ガンモ
慣れ親しんだ所ではなく、またイチからなんて…
ガンモ
韓国で頑張った方がいい…

G
……。

彼女は私が喜んでくれると思っていたのだろう…。

だが、まさかの逆の対応に戸惑う彼女。

しかも…、ここまでキツい事を言ったのは初めてだ…。

G
わかった…
G
ガンモが次に韓国来る時まで考えて結論出すことにする。
G
○○日に韓国に来るんでしょ??

確かに、現時点で韓国に行く予定は立てていた。

だが…、

ガンモ
それも…
ガンモ
ハッキリとは約束はできない…

G
何で??

昨日の電話のことを、彼女に簡単に説明した。

年明けたら、どうなっているのかわからない…と。

ガンモ
だから…約束はできない…

G
……。

彼女からは次の言葉が出てこなかった…。

そして私も…、

彼女が帰るまでは、彼女の事を考えようと決めたのに、昨日電話を切ってから、どうにも悪い考えが頭から離れなかった…。

彼女が横にいても寝付けないくらい…。

喫茶店に入る前に彼女に伝えようと思っていた事とは、逆の話になっていた。

下を向き、コーヒーを眺めていると、机がガタガタと揺れている。

ふと、彼女の方を見たら、大粒の涙を流していた…。

彼女の目から流れる涙を、ナプキンで拭った。

今思えば、自信がなかったのかもしれない。

今、自分が置かれてる状況を考えたら…。

結局、これという答えを言わないまま、バスの時間が来てしまった。

ターミナルには成田行きのバスを待つ人が列を成していた。

私は、列から少し離れ、彼女を見送った。

時折、彼女の方を見ると、泣きながら私の方を見ていた…。

いよいよ別れの時。

彼女が日本に来た時、この瞬間を誰が想像できただろうか…。

そして…、

この記事の冒頭に…。

そして、私はバスが見えなくなるまで見送った。

彼女と別れた後、私は…

彼女の乗るバスを見届け、あたりを見ると薄暗くなっていた。

私はその後何を思ったのか…、

彼女のアパートに向かっていた。

もちろん、彼女がいないのはわかっている。

だが、本当にいなくなったのか、この時は未だに実感がわかなかった。

最寄りの駅に再びたどり着いた私は、

一人、彼女のアパートまで歩いてみた。

彼女が毎日歩いた道。

そして、

浴衣で一緒に歩いた道。

彼女が毎日一人でこの道を歩いていたことを想像すると…、

一緒に過ごした楽しい時間を思い出すより、こみ上げてくるものがあった。

そして、彼女が住んでいたアパートの前へ。

彼女が毎日ここで寝て、ここで食事をし、ここで私と電話しLINEし、考え、泣いた場所。

当たり前だが、もう部屋には明かりが灯っていなかった…。

ここまで来て、ようやく気付かされた。

もう、彼女は日本にはいない…。

そして、さっき彼女が言った事に対し、自分が返答した答え…。

(どうしてあんな風に言ってしまったんだろう…)

今思えば、彼女の気持ちに合わせて、彼女の考えに賛成してあげればよかった。

自分の考えを言うにしても、彼女が韓国に帰ってからでもよかった。

そうすれば、笑顔で彼女を送り出せていたのかも…。

自分で言ったくせに、未練たらしくまたココまで来て…。

そう思うと、自分が取った行動がすごく滑稽に感じた。

そして、この半年の出来事を思い出しながら、来た道を戻る私だった。

《終わり》

…のはずだったが…

帰りの道中までは、ここで終わるはずだった。

新幹線の中から、すっかり暗くなった外をぼーっと眺めていたら、

LINEの通知音が…。

彼女からだった。

しかも…、すごい長文…。

理解するのが大変なくらい…。

内容は…、

感謝とお別れの内容かと思ったら、どうやら少し違う…。

何度読み返しても、イマイチ理解できない…。

翻訳機を使って、ようやく理解できた。

もう少しで韓国に発ちます。いろいろありがとう^^

そして、バスの中でいろいろ考えました。空港に着いてもずっと考えました。

ガンモに止められても、私は来年も日本に行くことにしました。

ガンモも色々大変だろうから迷惑はかけません。だけど会える時はあってほしい。

ソルラル※旧正月が終わったら、どこに行くか決めます。

行ったら一番初めに、ガンモに会いに行きます。

本当にそう決めたのか、何度かLINEで問いただしてみても、

G
来年また日本に行く!

しか、返信してこない彼女…。

文章からも、彼女の強い意思は伝わってきた。

そう彼女が決めたのなら、私がとやかく言える立場ではない。彼女の保護者でもないわけだし…。

だがこの時、すごく彼女が頼もしく思えた。

半年前、日本に来て泣いていた彼女からは想像できないくらい…。

成長したんだな…と。

少し気になったのが、韓国人特有の気の強さが文章にも出ていた…。

まぁ、それも私の前では自分をさらけ出している証拠。

喜ばなければいけないことだ。

そして、結果的に自分が言ったことも悪くなかったんだと思った。

これからまた彼女と続くのなら、こういう壁も少なからず必要だ。

それを伝えた上で、彼女が決めたことなら尚更よかったと心から思えた。

2017年。

来年も、今年のような年になるのだろうか…?

そんな事を考えながら、車窓に映る自分をふと見ると…、

完全ニヤけている自分が写っていた…。

《今度こそ終わり》


ってことで、「韓国編」はございません。

要は、「日本編」がまだ続くっていう(笑)

オチでした。

ですが、もう彼女とのことは今後書くのを控えようかと考えています。

どうなるかもわかりませんし、もし来年彼女が再び来ても、

同じような内容になるのは目に見えているんで(笑)

もしフラれたらその時はご報告いたします(笑)

長い間、ご愛読いただきありがとうございました!

皆さんの温かいコメがなかったらここまで書いていません。

今年もこの記事が最後になると思います。

今年も1年ありがとうございました!

来年も良い年になりますように!

そして、来年もよろしくお願いします!

何とか今年中に書き終えれてよかった…。

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コメント

  1. FDK46 より:

    いつも楽しく読ませて頂いてます^_^

    エロ内容も勿論面白いですが、Nちゃんのことはそれ以上に楽しみにしていたので完結は凄く寂しいです(>_<)
    たまには是非書いて下さい!宜しくお願いします。

    • FDK46 より:

      ガンモさんすみません!Gちゃんを間違えてNちゃんと書いてしまいました^_^;
      申し訳ありませんでしたm(_ _)m

      • gwangmo より:

        >FDK46さん、いえいえ、実際Nチャンって登場人物もいますんで(笑)

        楽しみにしてくれてありがとうございます!もしかしたら、また進展があれば書くかも…(笑)

  2. コーン茶 より:

    ビザの残りが終わるころ、Gちゃんがどうするのか楽しみにしてます(笑)

    よいお年を!

    • gwangmo より:

      >コーン茶さん、完全うまく行かない方向を楽しんでますね(笑)

      まぁでも結婚するわけではないんで、いつかは終わりますがね…。

      良いお年を!

  3. MK より:

    めちゃめちゃ面白かったです!
    またお会いしたときにお話聞かせてください笑

    • gwangmo より:

      >MKさん、今年一年ありがとうございました!

      来年も沢山、ベッチョナムしましょう(笑)

  4. コーン茶 より:

    あけましておめでとうございます!

    うまく行かない方向を楽しんでないですよ(笑)
    来年、韓国にもう一度戻るときに、Gちゃんが何を望むのか
    それが気になるという事です(*^^)v

    • gwangmo より:

      >コーン茶さん、明けましておもでとうございます^^

      正月早々、怖いこと言わんといてぇ〜(笑)

  5. ヨシ より:

    気の強さが (-言-)

    怖いですよ〜ww

    刺されない様に来年も頑張って下さい、

    • gwangmo より:

      >ヨシさん、韓国人は怒らせると怖いですからね♪

      ”来年も”じゃなくてもう今年ね(笑)

  6. ヤン より:

    初めまして(^^)楽しく読ませて頂きました
    このGちゃんとの恋愛紀行はそのままドラマに
    出来る様な内容ですね
    笑いあり・涙あり・H有り(^^)
    今後の展開も楽しみですし、何よりGちゃんには
    幸せになって欲しいです
    今年も新展開を期待しております

    • gwangmo より:

      >ヤンさん、メールも読みました。メールの返信もここでさせていただきます。

      ヤンさんが今、その釜山の女性の方に向いているならそれも良いと思います。人生一回きりですので、悔いの無いように!

      「Gちゃんには幸せになってほしい」…う〜…、耳が痛いです(笑)